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SPECIAL FEATURE 特集ページ

Castles 世界の城をめぐる    

Castles 世界の城をめぐる

城は防衛の拠点、権威の象徴として、中世社会においては政治や経済の重要な役割を果たしました。当時の建築様式や芸術がつまった城は世界遺産に登録されているものも多く、現代では観光資源となっています。歴史上の重要な出来事が起こり、文学史や美術史に残る名作が生まれた城を訪れれば、歴史浪漫を感じることができるでしょう。今回はヨーロッパと日本の城を中心にご紹介します。

参考文献

『世界一美しい 夢のお城図鑑』宝島社

『城の楽しみ方 完全ガイド』池田書店

姫路城公式ホームページ(姫路城大図鑑)

Wikipedia   ノイシュヴァンシュタイン城 / 歴史的城塞都市カルカソンヌ / Disneywiki



物語に登場する城

物語に登場する城

謎と逸話に満ち、想像をかきたてられる城はしばしば物語の舞台となります。ノイシュヴァンシュタイン城は本家カリフォルニアにあるディズニーランドの「眠れる森の美女の城」のモデルとして有名です。ドイツ南部のバイエルン地方にあり、1869年にバイエルン王ルートヴィヒ2世の命により建築が開始されました。

「狂王」の異名をとる若きバイエルン王は政治の世界に背を向け、美しい芸術へ逃避した人物で、自分だけの世界に没頭し、中世への憧れを具現化するロマンチックな城をつくろうとしました。そのため、城全体のデザインを任されたのは、建築家ではなく、宮廷劇場の舞台美術を担当していた画家クリスチャン・ヤンクでした。

ルートヴィヒは1986年に城の完成を待たず謎の死を遂げます。生前、彼は自分が死んだらこの城を壊すよういっていましたが、城が破壊されることはなく、おとぎ話に登場するような白亜の城は、今ではロマンチック街道の終点として世界中の人々を魅了しています。

  • アルカサル(スペイン) ディズニー映画『白雪姫』の城のモデル

  • ユッセ城(フランス) シャルル・ペローの童話『眠れる森の美女』が書かれた城

  • スターヴ教会(ノルウェー) ディズニー映画『アナと雪の女王』に登場する城のモデル

  • タージマハル(インド) ディズニー映画『アラジン』の舞台

  • サンタンジェロ城(イタリア) 映画『ローマの休日』『天使と悪魔』のロケ地

  • 紫禁城(中国) 映画『ラストエンペラー』の舞台

  • アイリーンドナン城(イギリス) 映画『007 ダイ・アナザー・デイ』の舞台となったハイランド地方の城

  • ホーエンヴェルフェン城(オーストリア) 映画『サウンド・オブ・ミュージック』のロケ地

  • オラヴィ城(フィンランド) ゲーム『ドラゴンクエスト』の竜王の城のモデル

  • サンレオ(イタリア) アニメ映画『ルパン三世 カリオストロの城』のモデルとなった砦

  • ネルトリンゲン(ドイツ) 漫画『進撃の巨人』の世界が広がる城塞都市

  • スピスシュキー城(スロバキア) 『天空の城のラピュタ』のモデルとなった要塞

  • ベルモンテ城(スペイン) 『ドン・キホーテ』の舞台ラマンチャ地方にある城

  • ディフ城(フランス) 小説『モンテ・クリスト伯』の舞台となった地中海の要塞

  • フランケンシュタイン城(ドイツ) 小説『フランケンシュタイン』の舞台となった城

  • ブラン城(ルーマニア) 吸血鬼ドラキュラ伯爵の城のモデル

  • アルハンブラ宮殿(スペイン) 『千夜一夜物語』の世界が広がる宮殿

  • コーダー城(イギリス) 『マクベス』の舞台となったスコットランドの城

  • クロンボー城(デンマーク) シェイクスピアの戯曲『ハムレット』の舞台

  • カステルヴェッキオ(イタリア) 『ロミオとジュリエット』の舞台となった街ヴェローナの古城

城塞都市カルカソンヌ

城塞都市カルカソンヌ

城といっても単体の建物だけでなく形態や構造は様々です。城とそれを支える街区が一体となり城壁に囲まれた城塞都市は中世ヨーロッパで成立、発展しました。

地中海に近いフランス南部にあるカルカソンヌは現代に残る中世ヨーロッパ最大規模の城塞都市です。古代ローマ軍が城塞を築いたのが起源で、13世紀にシテという街を囲む本格的な城塞都市が完成しました。53の塔と同心円状の2つの城壁を持ち、高さ15メートルの二重の壁は外から入ろうとする敵を遮断します。

伝説によれば8世紀頃、侵略をもくろむカール大帝が攻めてきて、街を取り囲んだそうです。長期に渡る籠城戦の末、城塞内の食料が尽きかけたとき、女領主カルカスは一計を案じ、太らせた1頭の豚を城門から外へ投げ落としました。これを見たカール大帝は、太った豚を捨てるのだからまだ十分な食糧が残っていると思い、撤退を決めました。カルカスは勝利の鐘を鳴らします。”Carcas Sonne(カルカスが鐘を鳴らす)”が街の名前の由来だといわれています。

  • 「歴史的城塞都市カルカソンヌ」として1997年に世界遺産に登録された

  • 1462年に描かれたカルカソンヌ

  • アルビジュア戦争(1209-1229)のレリーフ カルカソンヌはアルビジュア十字軍との戦いの舞台となった

  • カルカソンヌにおけるカタリ派の追放を描いた絵画(1209年)

  • カルカソンヌに流れるオード川

  • シテの街を守る二重の城壁

  • 城壁は全長3km

  • 城壁には53の塔がある

  • カルカスの胸像

  • ナルボネーズ門

  • 城壁

  • サン=ナゼール大聖堂

  • 街並み

  • 市場でサラダ用の野菜を売る人

  • 豆と野菜を煮込んだ名物料理「カスレ」

  • 「中世祭り」の様子

日本の城と天守閣

日本の城と天守閣

日本でも城は古代から存在し、記録に残っているだけでも2~3万に上るといわれますが、江戸幕府が制定した一国一城令と明治の廃城令によりほとんどが失われてしまいました。

日本の城といえば天守が象徴的です。中でも信長が築いた安土城は絢爛豪華な天守を備え、戦わずして敵を圧するものでした。天守の役割は元々戦時の物見櫓、弓や鉄砲の貯蔵庫でしたが、「守る」だけでなく「魅せる」城の登場により、天守は城主の権威を誇示する象徴的なものとなりました。

美しさと防備性を備えた史上最高の天守を持つと称えられる姫路城は400年の歴史の中、戦にまみえることなく、近代の戦災に遭うこともなかったため保存状態が良く、1993年に日本初の世界遺産となりました。姫路城の天守には「刑部(おさかべ)姫」という名の妖怪が住んでいるといいます。刑部姫は年に一度だけ城主と会い、城の運命を告げるそうです。人柱となった女の化身か、狐の妖怪か、城にはいろいろな伝承がつきものです。姫路城は現在平成の大改修が行われており、2015年3月に完了予定です。

  • 姫路城

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  • 姫路城天守からの眺め

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  • 彦根城2代目城主・井伊直孝の甲冑

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