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SPECIAL FEATURE 特集ページ

La Vie en ROSE -花の女王-     

La Vie en ROSE

希望や幸福に満ちていることをたとえて「バラ色の人生」「バラ色の未来」などと言いますが、象徴的に使われる「バラ色」とは何色でしょうか?フランス語でロゼはピンク系の総称ですが、実際のバラは赤・白・ピンク・オレンジ・黄色・紫…と多彩です。色だけでなく形も多様で一口にバラと言っても様々です。
バラはもっとも古くから栽培されている花の一つで、古代ギリシア・ローマ時代から香料や薬としても珍重されてきました。今回は世界中で愛されている花の女王、バラを特集します。

参考文献

『バラの誕生』中央公論社

『図説ボタニカルアート』河出書房新社



薔薇の名前 A rose by any other name would smell as sweet

海にまつわる人々

今日、バラ園で栽培されているバラや切りバラとして用いられているバラはそのほとんどが自然界には存在しません。品種改良により作り出されたものです。品種改良の基礎を築いたのはナポレオン妃ジョセフィーヌです。19世紀初め、ジョセフィーヌはヨーロッパのみならず日本や中国など世界中からバラを集め、パリ郊外の居城マルメゾンの庭で園芸家たちに栽培させました。園芸家たちは西洋のバラと東洋のバラを交配し、より美しくより丈夫なバラを求めて品種改良に取り組みました。ジョセフィーヌが亡くなった後も品種改良は続けられ、19世紀半ばにはバラの品種は3000を超えました。現在でも毎年数多くの新種のバラが生み出されており、その命名権が販売されることもあります。バラの名前には歴史上の人物や王族・皇族など著名人の名前を冠したものがたくさんあります。

  • イングリッドバーグマン

  • イングリッド・バーグマン(1915-1982)

  • トゥールーズロートレック

  • アンリ・トゥールーズ=ロートレック(1864-1901)

  • マリーアントワネット

  • マリー・アントワネット(1755-1793)

  • クリスチャンディオール

  • クリスチャン・ディオール(1905-1957)

  • チャールズダーウィン

  • チャールズ・ダーウィン(1809-1882)

  • プリンセスドゥモナコ

  • グレース・ケリー(1929-1982)

  • アルフレッドシスレー

  • アルフレッド・シスレー(1839-1899)

  • ウィリアムシェイクスピア2000

  • ウィリアム・シェイクスピア(1564-1616)

薔薇の画家 Pierre-Joseph Redouté

薔薇の画家 Pierre-Joseph Redouté

ジョセフィーヌは蒐集したバラを記録するため、植物画家ルドゥーテに描かせました。1817年から1824年にかけて全3巻で出版された『バラ図譜』は植物学的な正確さと芸術的価値を兼ねそろえたボタニカルアートの金字塔で、今なお世界中に愛好者がいます。学術的な特徴をとらえて正確に描くボタニカルアートは写真が無かった時代の資料として大変貴重です。 「バラの画家」と呼ばれるルドゥーテですが、バラ以外にも多くの植物画を残し、出版しています。当時の印刷は銅版画によるものでしたが、ルドゥーテは線ではなく点で原画を描き製版する手法を発明し、それにより銅版画特有の硬い輪郭線の無い、植物の自然な姿を描写しています。形を色の点としてとらえた手法は現在のカラー印刷にもつながるものです。ルドゥーテは植物画の印刷による普及に貢献し、ボタニカルアートの愛好者を特別な階層だけでなく市民層にまで広げました。

  • ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ(1759-1840)

  • マルメゾン城

  • ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネ(1763-1814)

  • A garland of roses, 1824

  • Rosa Centifolia Mutabilis

  • Rosa sulfurea

  • Rosa Gallica Purpurea Velutina

  • Rosa Centifolia and a butterfly

  • Rosa Centifolia Caryophyllea

  • Rosa Gallica Aurelianensis

  • Rosa Candolleana Elegans

  • Rosa Eglanteria

  • Anemone Simplex

  • Reine Claude franche

  • Lilas

  • Ipomoea Quamodit

薔薇の香り The Queen of Flowers

薔薇の香り The Queen of Flowers

「花の女王」と詠われるバラですが、中でも最も薫り高く最高級なのがダマスクローズです。クレオパトラもダマスクローズを愛し、その香りによりカエサルやアントニウスを魅了したとも言われています。
ダマスクローズの主な生産地はブルガリアです。ブルガリアのほぼ中央、北のバルカン山脈と南のスレドナ・ゴラ山脈の谷間には「バラの谷」があり、香水の原料となるローズオイル用のバラを栽培しています。バラの谷の東端に位置する都市カザンラクでは毎年6月にバラ祭りが開催されています。1903年から100年以上続く、バラの収穫を祝う伝統的な祭りです。5~6月のバラ摘みの季節には谷一帯が優美な香りに満ち、淡いピンク色に染まります。

  • バラの谷でバラの収穫をする農夫

  • バラ祭りに参加する少女

  • カザンラク近郊

  • バラ祭りの装いのため、髪にバラを留める少女。

  • バラ祭りでは民族衣装を着た地元の人々がバラ摘みのパフォーマンスや民族舞踊を披露する

  • バラ摘みをする人々

  • バラ祭りの期間中は伝統的な衣装を身に着けた地元の人が馬車を走らせる

  • パンや地元のブランデーでバラ祭りに訪れた観光客をもてなす

  • ノルウェー、オスロ

  • イタリア、トスカーナ

  • 夏の庭

  • イギリス、ケント

  • イギリス

  • イギリス、オックスフォードシャー

  • フランス

  • イギリス、シュロプシャー

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