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SPECIAL FEATURE 特集ページ

BEYOND THE SKY 航空の先駆者たち    

BEYOND THE SKY 航空の先駆者たち

遙か昔から、人々は鳥に憧れ、大空を自由に飛ぶことを夢見てきました。
ライト兄弟の有人動力飛行成功から今年で110年。航空の先駆者たちを紹介いたします。

参考文献

おもしろくてためになる飛行機の雑学辞典(日本実業出版社)

Wikipedia   ライト兄弟  |  Wikipedia   リリエンタール  |  Wikipedia   モンゴルフィエ兄弟


レオナルド・ダ・ヴィンチ

レオナルド・ダ・ヴィンチ

空を飛ぶために過去の人々がまず考えたのは、鳥を模倣することでした。
イタリアのルネサンス期を代表する芸術家、レオナルド・ダ・ヴィンチは鳥の羽ばたきを観察し、科学的な解明を試みました。鳥の飛行な詳細な観察をもとに、空を飛ぶための原理を考え、オーニソプター(羽ばたき飛行機)やネジの原理を利用したヘリコプターなどを考案しています。彼の遺した手稿にそれら飛行装置の設計図を見ることができます。

  • 鳥の飛行のスケッチ。『パリ手稿』より

  • 鳥の飛行のスケッチ。『パリ手稿』より

  • パラシュートのスケッチ

  • Model of a Leonardo da Vinci parachute (mixed media)

  • 飛行装置

  • 「空気ねじ(ヘリコプター)」のスケッチ

  • 機械仕掛けの翼

  • オーニソプター。人の脚力で翼を羽ばたかせる事で推進力や揚力を得る。

  • Model reconstruction of da Vinci's design for a vertical ornithopter (wood, cloth & string)

  • Model reconstruction of da Vinci's design for an aerial screw (wood, cloth & string)

  • Model reconstruction of da Vinci's design for an articulated wing (wood & metal)

  • Model reconstruction of da Vinci's design for a flying machine (wood, leather & string)

モンゴルフィエ兄弟とリリエンタール

モンゴルフィエ兄弟とリリエンタール

ダ・ヴィンチの研究から400年。史上初めて人を乗せて空を飛んだ乗り物は熱気球でした。1783年にフランスのモンゴルフィエ兄弟が熱気球による公開実験を行い、人を乗せた気球の浮揚を成功させます。気球は910メートルほど上昇し、パリ上空を25分ほど飛行しました。
19世紀に入ると、科学的な研究が進み、飛行機の基礎理論ができます。ドイツ人のリリエンタールはその一生をグライダー制作と操縦術に捧げました。彼はコウノトリの飛翔の研究をもとに実験を重ね、1896年にテスト飛行中の墜落事故で亡くなるまでの6年間に、2000回以上の飛行実験を行い、貴重なデータを残しました。

  • ジョセフ・モンゴルフィエ(1740-1810)

  • ジャック・モンゴルフィエ(1745-1799)

  • 1783年のアノーネでの最初の公開実験。

  • 雄鶏、アヒル、羊を乗せた飛行実験。ベルサイユ。

  • 有人飛行に成功したモンゴルフィエ兄弟の熱気球。

  • 気球が描かれたフランスの小物入れ。

  • オットー・リリエンタール(1848-1896)

  • リリエンタールのグライダー。ロンドン科学博物館。

  • シガレットカードに描かれたリリエンタール。(1910)

  • 飛行中のリリエンタール。1893年、ブランデンブルクにて。

  • 弟、グスタフ・リリエンタール。(1931)

  • リリエンタールの記念碑。ベルリン。

ライト兄弟

ライト兄弟

20世紀初頭、モンゴルフィエ兄弟の熱気球から派生した飛行船が実用化されてはいましたが、空を飛ぶ”機械”はまだありませんでした。アメリカで自転車店を営んでいたウィルバー・ライトとオーヴィル・ライトの兄弟は、リリエンタールの死をきっかけに、本格的に飛行機開発に乗り出します。
そして、1903年12月17日、ノースカロライナ州キティ―ホーク近郊のキルデビルヒルズ。弟オーヴィルの操縦で12馬力のエンジンを搭載した「ライトフライヤー号」が飛行。滞空時間12秒、飛行距離36メートル。史上初の有人動力飛行成功の瞬間でした。その日4回目の飛行で、59秒、260メートルが記録されています。

  • グライダーでの飛行実験。1902年。

  • 1903年12月17日、初の有人動力飛行成功の瞬間。

  • 1908年、フランスでの飛行実験。

  • フランスの雑誌”Le Petit Journal”の表紙。1908年。

  • ウィルバー・ライトと妹、キャサリン。1909年。

  • 「ミリタリー・フライヤー」。1909年、アメリカ陸軍に納入された。

  • グライダーでの飛行実験。9分45秒の滑翔で世界記録を樹立。1911年。

  • アメリカ海軍向けの水上飛行機。1912年。

  • オーヴィル・ライトとウィルバー・ライト。

  • アメリカ、ヘンリーフォード博物館に展示される「ライトフライヤー号」。

  • デイトン航空遺産国立歴史公園にある「ライト自転車商会」の展示。

  • ノースカロライナ、ライト兄弟博物館。

20世紀以降の航空史と先駆者たち

20世紀以降の航空史と先駆者たち

ライト兄弟が動力機の初飛行に成功したというニュースは瞬く間に世界中を駆け巡り、航空ブームが巻き起こります。多くの飛行家たちが競って空を目指しました。1927年にはアメリカのリンドバーグが「スピリット・オブ・セントルイス号」で単独大西洋無着陸横断飛行を成し遂げ、一躍英雄となりました。
飛行機の性能は戦争とともに発展し、第二次世界大戦末期にはジェットエンジンが開発、実用化され、その技術は旅客機に応用されました。1960年代になると、ジャンボジェット機の登場により大量輸送の時代が始まります。
人は空を飛ぶ手段を手に入れましたが、空の彼方が未だロマンを掻き立てられる場所であることは変わりません。

  • 第一次世界大戦。ドイツの複葉戦闘機アルバトロス。

  • チャールズ・リンドバーク。1927年5月21日、単葉プロペラ機で大西洋単独無着陸飛行に初めて成功。

  • フランク・ホイットル。1930年にターボジェットエンジンを開発。

  • 1932年5月20日、アイルランドのロンドンデリーに着陸したエアハート。

  • アメリア・エアハート。1932年、女性として初めての大西洋単独横断飛行に成功。

  • 1937年のヒンデンブルク号爆発事故で大型硬式飛行船が製造停止となる。

  • 第二次世界大戦時のポスター

  • 爆撃機の組み立てライン

  • 世界初のジェット機、ハインケルHE178。

  • Chicago and Southern Air Linesのポストカード。1940年。

  • 1949年、デ・ハビランド社が世界初のジェット旅客機「コメット」を製造。

  • 人類初の無人人工衛星「スプートニク1号」が1957年に打ち上げられる。

  • 1969年、「ボーイング747」の登場で、大量輸送時代が始まる。

  • イギリスとフランスが共同開発した超音速旅客機、「コンコルド」。

  • アポロ11号。1969年7月16日、歴史上はじめて人類が月面に到着。

  • スペースシャトルを運ぶシャトル輸送機。

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