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SPECIAL FEATURE 特集ページ

地球のごはん 世界30か国80人の“ いただきます!”    

地球のごはん 世界30か国80人の”いただきます!”

個人の「食」から地球の「今」を見つめる。アメリカ人ジャーナリスト夫妻、ピーター・メンツェル氏とフェイス・ダルージオ氏は世界各地をまわって、年齢・職業・収入などそれぞれ異なる事情を抱える人々を、それぞれの1日の食事とともにポートレートに収めました。さらに、それぞれが1日にとった食事を丹念に調査し、食材リストを作成、総摂取カロリーを算出しました。総勢80人の総摂取カロリーは800kcalから12300kcalまでと幅広いですが、これらは日々の平均摂取カロリーではありません。あくまで、ある人が直近のごく平均的な平日に食べたものです。しかし、そこからそれぞれの個性や背景にある文化、日々の生活、彼らをとりまく世界のありようを感じることができ、今日の世界に生きる人々がいかに多様な食生活を送っているかを知ることができる貴重なドキュメンタリーとなっています。30か国80人分のふつうの「ごはん」を記録した、書籍『地球のごはん 世界30か国80人の”いただきます!”』より、書籍のコンセプトに従い、総摂取カロリーの少ない人から多い人の順に写真をご紹介いたします。



800-2400kcal(1日の食事の総摂取カロリー)

800-2400kcal(1日の食事の総摂取カロリー)

2400kcal リキシャの運転手(インド)
自宅前の路地に立つリキシャ運転手ムンナ・カイラシュと、彼の平均的な1日の食事。13歳でムンナのもとに嫁いだ妻メーラは、撮影の様子を姪や甥とともに見つめている。3人いるムンナの息子のうち、ふたりに挟まれてしゃがみこんでいるのは、ムンナの母親だ。子ヤギを腕に抱えた隣人も撮影を見守る。インドでは、旅客用と貨物用併せて約1000万台のサイクルリキシャが操業している。ムンナは自分のリキシャを持っているが、大半の運転手はオーナーから1日あたり約54円相当でレンタルしているという。大都市で営業する運転手の稼ぎは、平均して1日あたり約360円~450円相当だ。サイクルリキシャは、排気ガスをまき散らす自動二輪タイプのオートリキシャより速度は遅いが、空気を汚すことはない。大気中に放出されるのは運転手の体から発せられる熱だけなので、環境にやさしい乗り物なのだ。

  • 800kcal 牛追いをするマサイ族(ケニア)

  • 1400kcal 駅で働く家出少年(バングラデシュ)

  • 1600kcal スーパーヘビー・ゲーマー(中国)

  • 1700kcal 減量キャンプに通う少女(アメリカ)

  • 1700kcal 雑技団の曲芸師(中国)

  • 1800kcal 縫製工場で働く女性(バングラデシュ)

  • 1900kcal モールでアルバイトする学生(アメリカ)

  • 1900kcal ミカン農家(中国)

  • 2000kcal タクシーの運転手(アメリカ)

  • 2300kcal 難民の少年(チャド)

  • 2300kcal タラ漁船に乗る漁師(アイスランド)

  • 2400kcal 学生モデル(アメリカ)

2500-3900kcal(1日の食事の総摂取カロリー)

2500-3900kcal(1日の食事の総摂取カロリー)

3800kcal 高地農家の主婦兼助産師(エクアドル)
8児の母マリア・エルメリンダ・アイメ・シチガロは農業を営む。日干しレンガ造りの建物の中に設けられたキッチンに、平均的な1日の食事を並べてもらった。室内にはテーブルも椅子もないので、家族の食事をつくるときはいつも、土間でおこした火のそばで膝をついて、小枝や藁をくべる。残飯やこぼれた穀物を狙ってキッチンを走り回るモルモットも、最終的にはかまどの上で調理され、特別な日のごちそうになる。家には煙突がないので、梁や草葺きの屋根は煤で真っ黒だ。また、料理中に出る煙が室内にこもるせいで、呼吸器系の病気の発生率は高い。エクアドルの地方を対象にしたある研究は、乳児の死因の約半数は室内の換気が足りないことだと指摘する。

  • 2700kcal 宇宙飛行士(アメリカ)

  • 2700kcal 屋台の店主(台湾)

  • 2700kcal イスラムの教えを守る主婦(イエメン)

  • 3000kcal コールセンターのオペレーター(インド)

  • 3100kcal 養蜂家(ラトビア)

  • 3200kcal ラクダ商人(エジプト)

  • 3200kcal 炭坑労働者(アメリカ)

  • 3700kcal 製パン・製菓マイスター(ドイツ)

  • 3800kcal ロブスター漁師(アメリカ)

  • 3900kcal 羊飼い(スペイン)

  • 3900kcal 美術修復家(ロシア)

  • 3700kcal ライフガード(オーストラリア)

4000-12300kcal(1日の食事の総摂取カロリー)

4900kcal パン職人(イラン)

4900kcal パン職人(イラン)
アクバル・ザレハが、ヤズド郊外にあるパン工房でパンの生地を手にポーズをとる。作業台の上に並んでいるのが、平均的な1日の食事だ。父親のパン屋で10歳のときから働きはじめたアクバルは、学校で読み書きを習わなかったことを後悔している。
毎日10時間、1日も休まずに働いて稼ぎ、自分と同じ轍を踏まないよう、4人の子どもたちには教育を受けさせた。アクバルが毎日額に汗してつくるパンは、味わう価値のある逸品だ。焼きたてのあつあつは、世界中のどんな食べ物よりおいしい。

  • 4000kcal アメリカ陸軍兵士(アメリカ)

  • 4000kcal 修道士(イタリア)

  • 4000kcal 低所得者居住地区に住む高校生(ベネズエラ)

  • 4200kcal 闘牛士(スペイン)

  • 4300kcal 溶接工(中国)

  • 4300kcal 野生動物保護官(ナミビア)

  • 4800kcal バイクメッセンジャー(日本)

  • 5600kcal ヤク飼い(中国チベット自治区)

  • 6000kcal 石油掘削プラットホーム長(ベネズエラ)

  • 6500kcal 北極圏の猟師(グリーンランド)

  • 6600kcal 高層ビルで働く鉄鋼職人(アメリカ)

  • 12300kcal 間食が多い母親(イギリス)

本のご紹介

『地球のごはん 世界30か国80人の”いただきます!”』




『地球のごはん 世界30か国80人の“ いただきます!”』
ピーター・メンツェル/フェイス・ダルージオ著 TOTO出版


本書は、アメリカ人ジャーナリスト夫妻ピーター・メンツェル氏とフェイス・ダルージオ氏による大好評フォトエッセイ「地球家族」シリーズの第4弾です。世界24か国の家族の「食」を紹介した前作『地球の食卓 世界24か国の家族のごはん』に続き、今回のテーマは「個人」の「食」。世界各地で暮らす人々の食事風景を取り上げています。
本書のユニークな点は、一人ひとりの1日分の食事を総摂取カロリー順に並べ、それぞれの職業やライフスタイル、食材リストとともに紹介していること。人間一人分の1日の食事といっても、最少800kcalから最大12300kcalまでと幅広く、その内容は驚くほど多彩です。
世界の人々の「ごはん」を通して地球の「今」をのぞいてみませんか。

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